夜の八重桜も楽しんで ライトアップ龍江で始まる 見頃と祭り重なる見通し【長野県飯田市】
長野県飯田市龍江の天龍峡八重桜街道(シャルルヴィル・メジェール通り)に植えられた八重桜の見頃が近づき、13日にライトアップが始まった。21日に今田平農村広場で開く「さくら祭り」の実行委員会によると、全体の7割を占める品種「関山(かんざん)」の見頃と祭りのタイミングがちょうど重なりそうだという。 街道の八重桜は、天竜川の治水対策でできた堤防道路を彩ろうと1998年に植栽。全長2キロに17品種約200本が並び、徳島県小松島市立江町にこのほど贈った龍江生まれの新品種「龍江の誉」も観賞できる。 ライトアップは午後7時から同8時半まで。開花は全体的に昨年より遅く、龍江天龍峡桜街道さくら並木愛護会の一ノ瀬孝司会長は「関山は18日頃から見頃を迎えそう。祭りと見頃がちょうど重なるのでは」と話している。 沿道の今田平りんご園では20、21の両日、八重桜のライトアップに合わせてリンゴの花をライトアップするイベント「APPLE AND LIGHT FESTIVAL~SPRING~」を開く。午後6時半から同8時半まで。 子ども縁日やラグビー大会 21日 天龍峡八重桜街道さくら祭りは21日午前8時半から午後1時まで、今田平農村広場で開く。 地元を中心とした11組によるステージ発表、飲食物のテント販売、子ども縁日、少年ラグビー大会を予定している。 問い合わせは実行委員会(電話0265・27・3004)へ。