【陸上】リオ、東京五輪出場の走高跳・衛藤昂が本格的に現役復帰!「新たな気持ちで」室内は新所属での“初戦”に
男子走高跳でリオデジャネイロ五輪、東京五輪に出場した衛藤昂(神戸デジタルラボ)が「出られる試合に出ていきたい」と本格的に現役復帰することを明かした。この日、自身のSNSも更新。日本選手権・室内競技への出場意志と新たなユニフォームを投稿した。 走高跳の衛藤昂が現役本格復帰!新たなユニフォームもお披露目 衛藤は1991年生まれの32歳。三重県・鈴鹿高専ではインターハイ3位や国体優勝の成績を残し、10年の世界ジュニア選手権にも出場を果たしたほか、日本インカレでも優勝を飾った。 筑波大大学院に進んだあと、地元の味の素AGFで競技を続け、15年にはアジア選手権で金メダルを獲得する。同年の北京世界選手権に出場し、翌年にはリオ五輪に出場し、高専出身選手として初の夏季オリンピック出場を果たしている。 その後も17年に2m30を跳ぶなど、日本の第一線で活躍。東京五輪が行われた21年シーズンを最後に現役を引退することを発表していた。 引退後は跳躍の大会・イベントを企画運営する団体「Jump Festival」を立ち上げて、競技の普及活動をスタート。その一方で昨年から自身も再び競技会へ出場しはじめ、昨年の三重県選手権では2m26をマークしていた。 衛藤は新たな所属先となる神戸デジタル・ラボでフルタイム勤務しながら五輪など世界大会へも視野に入れつつ大会に出場していく予定。SNSで「新たな気持ちで初戦に臨みます!」と綴っている。
月陸編集部