里庄町役場

　岡山県里庄町は18日、2023年度の町費支出で不適切な会計処理をしたとして、当時の男性総務課長＝60代＝を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。 　町によると、課長は昨年4月、23年度の町長交際費として担当部署から15万円を事前に渡され、16件で14万8千円の支出がありながら精算の事務を怠っていた。その後、必要となった13件で約13万円の支出は自費で立て替えていたとされる。 　今年3月末に課長の申告で発覚。「他の業務が忙しく、精算が後回しになった」と話しているという。町は「支出内容は適正で、立て替えた費用は本人に支払っている。チェック体制を見直し、適正な事務処理に努める」としている。