愛媛県ブランド米「ひめの凜」収穫最盛期 大きな粒と爽やかな甘み特長
県が開発したブランド米「ひめの凜」の収穫が最盛期を迎える中、今治市朝倉上の田で10日、稲刈りがあった。高温障害に強いひめの凜はJAおちいまばり(同市)管内で導入が進み、栽培面積は昨年の約3・1倍。販売解禁日の11月4日以降、新米が県内スーパーなどに並ぶ。 県農産園芸課によると、ひめの凜は粒が大きく、爽やかな甘みを持つ。2019年に本格的な栽培が始まり、24年は県内の栽培面積が初めて計千ヘクタールを超えた。同JAによると、約187ヘクタールで栽培する管内では、他品種に比べ最高等級のコメが多く収穫できているという。
愛媛新聞社