今季のウォリアーズは「たくさんの人を驚かせる」?OBデイビスが番狂わせを期待「昨年より良くなるだろう」<DUNKSHOOT>
「昨年(の順位)を見れば、彼らはプレーイン・チームだったんだと思う。だけど浮き沈みの激しいローラーコースターのシーズンを経験しながら、(プレーオフまで)3、4ゲーム差だったじゃないか。 第5シードまで4ゲーム差だったんだ。今年のチームは昨年よりも良くなる可能性がある。このチームにはさらにタレントが揃ったから、フレッシュかつ、いいエナジーを持ったウォリアーズになると思う。それに若手たちがより大きな責任をもってプレーすることになる」 デイビスが指摘したように、昨季のウエストは4位のロサンゼルス・クリッパーズ(51勝31敗/勝率62.2%)から10位のウォリアーズまで7チームが5.0ゲーム差の大混戦で、5位のマブズ(50勝32敗/勝率61.0%)とウォリアーズはわずか4勝差だった。 グリーンの相次ぐ出場停止処分に揺れ、トンプソンとアンドリュー・ウィギンズの不調で多くのラインナップ変更を余儀なくされたチームは、3点差以内で決着した15試合で4勝11敗と大きく負け越し。10点以上のリードを奪いながら逆転負けを喫する展開も目立つなど、勝ち切れない試合も続いた。 とはいえ、それでも最後までプレーオフ争いを演じることができたのは、彼らの底力と言っていい。バディ・ヒールドやディアンソニー・メルトン、カイル・アンダーソンといった新顔、そしてジョナサン・クミンガにブランディン・ポジェムスキー、トレイス・ジャクソン・デイビスら伸び盛りの若手を有するウォリアーズは、デイビスの言うように“昨年より良くなる”ことができるのか。新シーズンは10月23日、敵地でのポートランド・トレイルブレイザーズ戦から幕を開ける。 文●秋山裕之(フリーライター)
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