「海ノ民話」の保存・活用へシンポジウム 研究者・小説家・芸人の視点で意見交わす(東京)
山陰中央テレビ
海の大切さや危険性などを伝承する日本各地の海にまつわる民話をテーマにしたシンポジウムが東京で開かれました。 東京都内で開かれたこのシンポジウムは、日本財団「海と日本プロジェクト」と、地域に伝わる民話の伝承などに取り組んでいる日本昔ばなし協会が企画。 お笑いコンビ「Aマッソ」の加納さんも参加して、芸人、民話研究者、小説家などの視点から、海にまつわる民話「海ノ民話」の価値や保存、今後の活用について意見を交わしました。 海にまつわる民話を子どもたちの学習などに役立てる「海ノ民話のまちプロジェクト」では、これまでに67作品を制作。 山陰両県では、江津市の「きゅうりの神さまと山辺神社」と大山町の「大山の阿弥陀さま」の2つが題材として取り上げられています。 日本財団・海野光行常務理事: 「自分の心に響くものが必ずあると思うので、それをひとつでもふたつでもよいので覚えておいていただき、他の方々にも伝えていっていただきたい」 プロジェクトでは、今後100作品を目標に海にまつわる民話の保存、研究などを続けることにしています。
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