「事件当日の朝、普段消えている照明がついていた」酒造会社従業員が当時の状況語る 「現場の状況と痕跡」について審理 元県議の妻殺害事件の裁判
テレビ信州
3年前、塩尻市で妻を殺害した罪に問われ、無罪を主張している元県議会議員の裁判員裁判。「現場の状況と痕跡」を巡る7日の審理で、事件現場となった酒造会社の従業員2人が出廷し当時の状況を語りました。 元県議会議員の丸山大輔被告50歳は、2021年9月、塩尻市の自宅兼事務所で妻の希美さん当時47歳の首を絞めて殺害した罪に問われています。 7日も「現場の状況と痕跡」について審理され、事件現場となった酒造会社の従業員2人が出廷しました。 このうち女性従業員は、希美さんの遺体の近くに落ちていた工具について「普段、瓶詰め工場に保管されていた」「違うとも同じとも言えない」と証言。さらに、酒造りの責任者である男性従業員は、瓶詰め工場内の照明について「事件当日の朝、普段消えている照明がついていた」と証言しました。 これらの証言について、検察側が主張する「物取り犯に見せかける工作」なのか、弁護側が主張する「第三者による犯行」によるものなのか。 8日はこのテーマの論告と弁論が行われます。