パリ五輪に向け健闘を誓ったバスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督（カメラ・頓所美代子）

◆バスケットボール男子　▽強化試合　日本―韓国（７日、有明アリーナ） 　パリ五輪に出場する世界ランク２６位の日本は、同５０位の韓国に、８８―８０で勝利した。国内での強化試合３戦連続勝ちなしから、最後の一戦で白星を挙げた。 　五輪代表は１２人。最終候補には１６人が残っており、ここから４人が落選することとなる。トム・ホーバス監督は、７日の韓国戦後の記者会見で「１２人のメンバーは今夜決まる。終わって、ホテルに戻って決まる」とコメント。最短で８日にも発表される見通し。 　今後は、１９日に五輪１次リーグ初戦で対戦する２３年Ｗ杯王者・ドイツ、２１日にＮＢＡで３度のＭＶＰに輝いたニコラ・ヨキッチ（ナゲッツ）を擁するセルビアとアウェーで強化試合を実施予定。 　男子日本代表は五輪で史上初の８強入りを目標に掲げる。世界ランク２６位の日本は、１次リーグＢ組で、７月２７日にドイツ、７月３０日に開催国で、ＮＢＡ新人王のウェンバンヤマ擁するフランス、８月２日にブラジルと対戦する。 　▽男子日本代表候補 【ＰＧ】富樫勇樹（千葉Ｊ）、河村勇輝（横浜ＢＣ）、テーブス海（Ａ東京）、佐々木隆成（三遠） 【ＳＧ】比江島慎（宇都宮）、富永啓生（ネブラスカ大卒） 【ＳＦ】渡辺雄太（昨季グリズリーズ）、馬場雄大（昨季長崎）、吉井裕鷹（三遠）、ジェイコブス晶（ハワイ大）、金近廉（千葉Ｊ） 【ＰＦ】八村塁（レイカーズ）、井上宗一郎（越谷） 【ＰＦ・Ｃ】ジョシュ・ホーキンソン（ＳＲ渋谷）、 【Ｃ】川真田紘也（長崎）、渡辺飛勇（昨季琉球）