八千代松陰が2大会連続3位!1区・鈴木が粘り、7区・平山が区間賞で3人抜き/全国高校駅伝
◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝男子の総合成績、区間賞をチェック! 高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。 2位に倉敷、3位には八千代松陰(千葉)が食い込んだ。6区終了時点で6位だったが、西京極には3位で戻ってきた八千代松陰。平山櫂吏(3年)が14分19秒の区間賞で3人抜き。区間賞を知ると「むっちゃうれしい」と興奮しつつ、1区の鈴木琉胤(2年)に「ありがとうな。来年頼むぞ」と涙を浮かべて伝えた。 その鈴木は13分台に入った2年生エース。「5月に少し腰に違和感が出て3ヵ月走れなかったです。秋になってようやく」という状態だった。それでも積極的な走りで上位争いを繰り広げて区間7位と流れを作る。5区の髙橋凛琥(3年)、6区・桶田悠生(2年)が連続区間3位で追い上げた。 「ふがいない結果だったので、来年は須磨学園の折田(壮太)さんのように引っ張って、最後まで譲らないレースがしたい。2年連続3位を守り切ったので、途切れさせないように強化していきたいです」 目頭を熱くした鈴木は、先輩たちの思いを胸に、大エースになるべく一歩を歩み出す。
月陸編集部