最新軽量ドライバーの進化は「ゼクシオ」のおかげかも!? 高反発規制→軽量化競争とたどった進化の歴史を振り返る
ヘッドの開発の主眼は大慣性モーメントに移った
必然的にヘッドの開発の主眼は大慣性モーメントに移っていく。そのなかで台頭してきたのがピンゴルフ。重いヘッドと深・低重心設計、そして大慣性モーメントにより生み出される直進性とやさしさが人気を博すようになる。 だが大慣性モーメントのヘッドはミスに強い反面、フェースが返りにくいため球がつかまらず、振り遅れやすい傾向がある。 そこでシャフトを軽くするなどして軽量化を図ることで、クラブ全体の慣性モーメントを下げ、振りやすくしたモデルが登場した。2018年のピンゴルフ『G400 MAX』だ。 この成功で、軽量×大慣性モーメントのドライバーの優位性が立証されたのだ。 今では多くのブランドが軽量モデルをラインナップするようになった。軽さ、そして振りやすさだけでなく、”大慣性モーメント”が軽量ドライバーの主流になりつつある。 これを迎え撃つ「ゼクシオ」はどうするのか? 2月13日号の「週刊ゴルフダイジェスト」とMYゴルフダイジェストでは、『パラダイム Ai スモーク MAX FAST』や『G430 MAX 10K HL』などの打ち比べ結果を掲載中! PHOTO/TomoyaNomura、Akira Kato ※週刊ゴルフダイジェスト2024年2月13日号「軽量ドライバーガチンコ試打」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト