【北京共同】中国インターネット検索大手の百度（バイドゥ）は31日、自社で開発した対話型生成AIサービス「文心一言（英語名アーニーボット）」を一般公開したと発表した。登録者はウェブサイトやアプリで利用できるが、習近平指導部にとって機微に触れる話題では、質問を変えるよう促し、答えないよう調整している。 百度は8月に施行された中国の規制に対応しているとして、一般公開の許可を受けた。企業向けにも生成AIによる業務効率化などを手がけており、知名度を向上させて顧客獲得につなげたい考えだ。 中国の規制では「政権転覆を扇動し、国家安全に危害を加える内容を生成してはならない」と明記している。
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