おばたのお兄さん「尊敬するエハラマサヒロとも共演し」ミュージカルで活躍する現在「ボケても誰も突っ込まないけど」
── 芸人のお仕事とミュージカルはまったく違いますが、なぜミュージカルを? おばたのお兄さん:歌はもともと好きだったんです。好きなことは全部やりたいと思い、ミュージカルに挑戦しました。偶然にも初舞台から高畑充希さんと共演する大きな役をいただけて、それが想像以上の結果となり…。評価していただいたことが、最近の『千と千尋の神隠し』、『ウェイトレス』、『トッツィー』のお仕事にも繋がっていますね。 やっぱりバラエティの現場とはまったく違うので、最初の頃は立ち振る舞いにはかなり気をつけました。ボケても誰も突っ込んでくれないので、難しいなと思って、基本、おとなしくしていましたね。でも最近は共演者も初めましてじゃない人が増えてきて、初めからだいぶ自分を出せるようになってきました。
── 歌の練習もかなりされたのでは? おばたのお兄さん:もちろんです。芸人で歌がうまいっていっても、舞台では全然すごくないんだなと痛感しました。歌をこんなに細かく、そして正確に歌わないといけないのかと。けっこうカルチャーショックでしたね。ボイトレはもちろん、カラオケでも音程バーを出して練習したりしています。でも、楽しんでやれているので続けていきたいです。
■チャイルドカウンセラーの資格取得に向けて勉強中 ── 最近ではスポーツ関連のお仕事も多いですね。 おばたのお兄さん:日本体育大学出身なので、そこは生かさないと!と思っています(笑)。というか、スポーツの仕事が増えてきたというよりは、「おばたのお兄さんはスポーツもすごいんだ!」という印象が、やっと追いついてきたという感じです。 野球やスキーなどスポーツはずっとしていたのですが、それがメディアに出ていなかっただけというか。だから体も鍛えていたし、準備はちゃんとしてきていました。今、それが報われている感じです。やりたいことのために準備をきちんとしておくことは大切だと実感しています。