長嶋一茂 大谷の通訳・水原氏の前言撤回は「不利になる」と持論 違法性知らずとの証言には疑問視
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が22日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が20日に解雇された件について触れた。 【比較写真】激やせ?水原一平氏 頬がこけ、あごのラインがシャープに 米報道によると、水原氏は在住するカリフォルニア州で違法とされているスポーツ賭博に関与。ブックメーカーから多額の借金を背負っており、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が胴元に送金されているという。 一茂は一連の問題について、情報が入り乱れていることを指摘し「不確実な情報もたくさんあるでしょうし、真実の解明はこれから」と発言。「監督も含めて、球団側も含めて、訴訟の可能性もあるんでみんな口をつくんでいる部分ってありますよね」と話した。 また番組では、水原氏が米スポーツメディア・ESPNの取材に対し、19日と20日で回答内容が大幅に変わったことにも言及。カリフォルニア州の弁護士資格を持つ清原博氏弁護士は「(証言を)変えたことで、水原さんはより重い罪に問われる可能性が高まった。横領罪という犯罪が成立する可能性があって、違法賭博罪よりかなり量刑が重い」と指摘した。 これに一茂は「やっぱり発言撤回するって、いろんな状況の中で、自分の中でいろんな思いがあって、真実は僕には分かりませんけど、本人の中で何とかしたいという思いもあったのかなという気もしますけどね」と持論を展開。「発言を撤回して、しかも一日だけですから、不利になりますよね」と話した。 また、小学校時代からカリフォルニア州に在住していた水原氏が違法性を認識していなかったとされていることに関し、一茂は「(ギャンブル)依存症というのがすべてなのかな…」とし、「基本的に日本は違法なわけですから。小学校から(カリフォルニアに)行ってて、どこかで見聞きするんじゃないかなと。違法性の部分に関しては」と疑問視した。