披露された復興応援アート＝県庁

　県とポケモン・ウィズ・ユー財団（東京）は17日、能登半島地震からの復興に向けた包括連携協定を結んだ。同財団は1月から被災地支援に携わっており、今後、県内の未就学児施設や小学校に人気キャラクター「ピカチュウ」を派遣する。地元名産品とのコラボなども企画する。 　県庁で締結式が行われ、財団の杉本敦司事務局長は「子どもの笑顔が大事。より一層笑顔にしていきたい」と語った。馳浩知事は「世代を超えて愛されるポケモンが能登に新たな息吹、夢を運ぶことを期待したい」と感謝した。能登半島の自然をイメージした復興応援アート「あかるい　みらい」がお披露目された。 　連携企画として、20日に営業を再開するのとじま臨海公園水族館（七尾市）にフォトスポットを設置し、スタンプラリーを行う。のと鉄道では8月1日からポケモンのラッピング電車が走る。