神戸から大阪に続く夜景に浮かぶ花火＝２１日夜、神戸市長田区の高取山から望む（撮影・笠原次郎）

　神戸港の夜空を焦がす花火イベント「みなとＨＡＮＡＢＩ」が２１日、神戸市中央区のメリケンパークで始まった。シャボン玉を生かしたバブルアートの演出もあり、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。２５日までの５日間、毎日午後６時半から１５分間実施する。 【動画】みなとHANABI、神戸港で開幕 　神戸市などでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍で２０１９年を最後に中止した「みなとこうべ海上花火大会」に代わり、２２年秋から分散型のイベントとして開いている。 　初日は約１７００発の花火と約１００万個のシャボン玉が夜空で重なり、観客を魅了。家族で訪れた小学３年の女児（８）は「いろいろ色があって、シャボン玉もいっぱいで良かった」と笑顔だった。 　期間中は午後６時から７時半まで、周辺で交通規制が実施される。（長沢伸一）