TS12x28WP/TS16x28WP

　富士フイルムは、双眼鏡「FUJINON TECHNO-STABI（テクノスタビ）」シリーズから、「FUJINON TECHNO-STABI TS12x28WP（TS12x28WP）」「FUJINON TECHNO-STABI TS16x28WP（TS16x28WP）」を2月6日に発売した。小型軽量でありながら、防振機能やIPX7完全防水機能（水深1mで30分間の浸水に対応）を搭載。防振機能使用時では約30時間の連続駆動を実現しているため、長時間の連続使用も可能だ。 【写真ギャラリー】 ●完全防水機能と電池長寿命化を追加 　同社は2019年、FUJINON TECHNO-STABIシリーズの小型軽量タイプとして「FUJINON TECHNO-STABI TS12x28（TS12x28）」「FUJINON TECHNO-STABI TS16x28（TS16x28）」を発売。小型軽量ボディにもかかわらず、12倍／16倍の高倍率と、強力な防振機能によって手振れを繊細にコントロールできる。バードウォッチング、スポーツ観戦、アウトドアに加えて、近年使用が増加しているコンサートでも利用が可能。片手使用でも「推し」が鮮明にはっきり見える感動が味わえることから、発売以来、世界中で好評を博している。 　今回のTS12x28WP/TS16x28WPは、TS12x28/TS16x28の防振機能と小型軽量設計を保ちつつ、完全防水機能と電池長寿命化を追加したモデル。従来の使用シーンに加え、完全防水を生かしたセーリングや釣り、プレジャーボートなどのマリンレジャーや、雨天でも気にすることなくハイキングやキャンプなど、多くのアウトドアシーンで使用できる。 　防振機能をオンにした時の電池寿命も、現行の約12時間から約30時間と長くなり、長時間のコンサートや音楽フェスだけでなく、泊りでのキャンプや旅行など双眼鏡を長い時間使用するシーンでもバッテリ切れを心配せずに安心して利用できる。 　また、補正角±3°の防振システムを搭載。手持ちに適したデザインに、高い防振性能を実現しながら、小型化を実現している。コンパクトで携帯しやすく、手振れが発生しやすいシーンでも、三脚を使わず、片手での使用でも安定した像を見ることが可能だ。双眼鏡を大きく動かしたときの視野のカクツキ（滑らかでない動き）の抑制と、双眼鏡を静止したときの視野のふらつきの抑制を両立させ、煩わしいモードの切り替えを不要とした。さらに、水深1mに30分水没しても内部に浸水しないIPX7の完全防水を採用している。