自分を大切にする方法を知れた今、チャレンジすることにもっとポジティブな人になりたい

─卒業してから、お仕事を再開するまでのお休み期間、短かったと思うけどどういう過ごし方をしていた？ 毎日自分でごはんを作って好きなものを自由にバクバク食べたり、家にこもりたい日は一日中こもったり、10時間続けて寝たり…。充電されて健康になると「私の体ってこんなに機能するんだ」って実感しました（笑）。肉体的にも精神的にも回復していって「休みがあったらどうにかなる！」って知れたのも大きいかも。今までは毎日やることがたくさんあって、ダンスも覚えて、台本も覚えて…。でもその経験があったからこそ、今すごく忙しくなっても、多分自分のキャパがどのくらいあるのかっていうのも理解できているし、上手くペース配分できるんじゃないかなって思います。ここを超えたら自分が自分じゃなくなっちゃうかも…っていう感覚もわかるし、どこでアクセルを踏んで、どこでブレーキをかけるかっていうのは、この休みを経て前よりは上手くできるようになったかな。 ─そんな中、新しくチャレンジしてみたいことは？ 今すごく勉強したい気持ちが高まってます。高校2年生から乃木坂46に入って、学校も結局半分ぐらいしか行けなかったし、同級生が進学していく中で、本当に仕事に明け暮れていた日々だったので。乃木坂46を卒業した今、資格を取ったり自分の好きなことを見つけて学びたいなって思っていて。今は撮影が立て込んでいるけど、それが少し落ち着いたら、また新たに何か勉強したいです。 ─CanCamモデルのキャリアも長くなってきたけれど、カバーモデルとしての心持ちを最後に教えて！ グループにいたときもそうだったんですが、〝グループが上を目指してほしい〟という気持ちはありつつも、まずは常に現状維持をモットーにやっていて。現状キープができるからこそ、もうひとつ上に上がれるんじゃないかなっていうことをずっと思っていたので、CanCamもこの紙媒体が大変な時代の中、ずっと変わらずにあり続けてほしいなって心から願っています。自分が他の仕事を頑張ることで「美月ちゃんって、CanCamモデルやってるんだ」って言われることもあるので、これからもwin・winな関係でいられたらいいなって思います♡