長く愛用中の「木のまな板」我が家ならではのお手入れ法は?【お米農家のヨメごはん】
こんにちは! 富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・15歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載124回目。 【写真13枚】黒ずみが気になっていた「木のまな板」…メンテナンス後の綺麗になった様子を写真で見る。早速作った滋味深い料理も! 今回は、まな板と農機具のメンテナンスについて、お伝えしたいと思います。
木のまな板は使い勝手がいいのだけれど…
いきなりお目汚しの写真で恐縮なのだが、愛用しているまな板が、だいぶ黒ずんできた。 我が家は、2つのまな板を使い分けている。1つは安価なプラスチックで、匂いのきつい物や油っぽい物を切る時に使用。もう1つがこの木のまな板で、野菜を切る時など多くの場面で使っている。 とにかく刃の当たりが柔らかくて、切り心地が軽やか、疲れない。食材の、余分な水分も吸収してくれるので滑りづらい。何よりあの、トントントンと切る時の音が心地よい。 その一方で、使い続けるうちにこうして黒ずみが気になってくる。 そんな時にはこうして、旦那さんが表面を削ってくれる。 作業所にはいろいろな道具が揃っているので、こういう時は本当に助かる。し、旦那さんも何だか得意げで楽しそうだ。 表面をできるだけ平らになるように削って、メンテナンス終了。 ちょっとガタガタしている箇所もあるかもしれないけれど、綺麗になって嬉しい。 気持ちよく野菜を切る事ができるから、お料理も楽しく感じられる(ような気がする)。 レンコンを主役にした具だくさんのスープには、塩豚・玉ねぎ・人参・豆を入れた。それぞれの味が染み出た、滋味深いスープ。 この連載で何度も書いているけれど、スープの素のようなものは入れない。素材の味で十分に美味しいから、加える必要はないと思っている。 ご飯はキノコ(舞茸や椎茸、シメジ)をたっぷり入れた、炊き込みご飯。 フライパンでサッと炒めて塩胡椒、お醤油で味付けしたキノコをお米の上にのせて、あとはいつも通りに炊くだけ。味付けは適当。しょっぱすぎさえしなければ、いいと思っている。薄ければおかずと一緒に食べるし、濃ければご飯だけで食べる。 どちらも美味しい。 ちゃんとした知識はないけれど、でも、栄養バランスがとっても良さそうなご飯になった。 カルシウムが、ビタミンなんちゃらが、と気をつける事も大事だと思う。でも普段の食事では、 いろんな素材と色合い、食感、味付けに気をつければ良しとしている。