ボクシング一問一答 西田凌佑の挑戦を受けるIBF王者のロドリゲス「12ラウンドまでに勝負をつける」
プロボクシングの「LUSHBOMU vol.3 feat.3150FIGHT」(5月4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)の会見が24日、東京・渋谷区のシャトーアメーバで行われた。メインイベントに出場するIBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=が大阪からオンラインで参加し、KO勝利を宣言した。世界初挑戦する同級1位の西田凌佑(27)=六島=の挑戦を受ける。 下記は23日の夜に関西国際空港から初来日したロドリゲスの主な一問一答。 --西田の印象は 「若くて、とても才能のある選手だと思う。長身のサウスポーで、テクニックも十分に備えている。プロでの試合数が少ない(8試合)ので、彼をそこまでは研究していないから詳しくは分からないが、無敗というレコードは彼の才能を物語っていると思う。彼の利点は自分の国で試合をするということ。パンチ力がないと言われているかもしれないが、それなりに持っているものはあるので注意している」 --この試合に向けてどのような練習をしてきたのか 「今回の試合に向けて、メキシコで約4カ月間キャンプをはってトレーニングしてきた。メキシコのヒキピルコという約3000メートルの高地で、サウスポーのパートナーを4、5人呼んでスパーリングやさまざまなトレーニングを集中しておこなってきた」 --バンタム級の他団体王者で闘いたい選手は 「他団体の王者なら(WBC王者の)中谷(潤人)と闘いたい。他の王者が優れていないという意味ではなく、中谷は世界複数階級制覇しているし、一番名前が売れているという意味でやってみたい」 --減量は問題ないか 「キャリアの中で体重の問題を抱えたことはないし、今回も問題ない。むしろ、時差対策が重要だと思っている。プエルトリコとメキシコは時差がほとんどないけど、日本とメキシコは14時間の時差があるから、今回は時差対策のために早めに来日した。初めての日本ということもあるので」 --2019年5月に井上尚弥(大橋)と対戦した試合を振り返って