サヨナラタイムリーを放った広島・秋山翔吾選手(写真：時事)

◇プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズファーストステージ 広島3x-2DeNA(14日、マツダスタジアム) 【画像】 「これがカープ野球」広島・菊池涼介のスクイズで同点に　代走・羽月隆太郎の三盗にバッテリー反応できず 広島が秋山翔吾選手のサヨナラタイムリーでDeNAとのファーストステージ初戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけました。 2-2の同点で迎えた延長11回、2アウト1、3塁と一打サヨナラの場面で打席にはこの日スタメンを外れた秋山選手が入ります。1ストライクからの2球目、DeNA4番手・ウェンデルケン投手のチェンジアップをとらえると、打球はセンターの頭を越え、サヨナラのタイムリーヒットとなりました。 秋山選手は自身の打席を振り返り「いやもう最高にうれしいです。控えから始まって、どこで行くのかと準備しながら、最後に最高の場面で回ってきたので良かったです。もう行くだけだって思って、もう絶対決めてやるっていうそれだけでした」と振り返りました。 2塁ベース上ではチームメートからペットボトルの水をかけられ、手荒い祝福を受けた秋山選手。「正面からくると怖いので、背中から受けるようにした。あとはシーズンが終わったあとにかみしめたいなと思います」と笑顔を見せました。 ファイナルシリーズ進出に王手のかかった15日の試合への意気込みを問われると「明日も広島一丸となって頑張っていきたいと思いますので、より大きな声援で後押ししてもらいたいなと思います」とファンへ呼びかけました。