【イベントレポート】劇場版「ウマ娘」藤本侑里らがわいわい、上坂すみれは小倉唯のほっぺに触れる
「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」の初日舞台挨拶が、本日5月24日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で開催。キャストの藤本侑里、上坂すみれ、小倉唯、福嶋晴菜、徳井青空、そして本作の応援隊長でお笑いトリオのジャングルポケットが登壇した。 【動画】「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」予告編(他29件) アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズ初の劇場版となる今作では、主人公のジャングルポケットが同世代のライバルたちと切磋琢磨し、<トゥインクル・シリーズ>の最強を目指すさまが描かれる。藤本がジャングルポケット、上坂がアグネスタキオン、小倉がマンハッタンカフェ、福嶋がダンツフレーム、徳井がテイエムオペラオーに声を当てた。 大きな歓声と拍手で迎えられた登壇者たち。藤本は「ついにこの日を迎えることができました。映画化が発表されてからあっという間だったなあ。先ほど舞台裏で緊張していると、すみぺ(上坂)さんがずっと背中をさすってくださって」と挨拶する。その言葉に上坂は「興味深い心拍数だ」とツッコみ、さらには観客に向かって「おやおや、どうしたんだい? 随分と狂った目をしているじゃあないか」「実験だー!」と、アグネスタキオンのまねをして会場を沸かせた。 本作に実況・泉本奈々役で参加し、この日はMCとしてイベントを進行する本泉莉奈から「印象に残っているシーンや好きなセリフはありますか?」と問われたキャスト陣。藤本は「冒頭のシーンにびっくりしました。ポッケ(ジャングルポケット)が衝撃を受けたフジさん(フジキセキ)のレース! もう3回ほど観させていただいているのですが、全部冒頭10秒で泣いてる(笑)」と明かす。福嶋は「レースのシーンが“すごい”という言葉で表せないくらい、劇場版ならではの迫力、音、臨場感にゾクゾクしました」と頬をゆるませる。 また上坂は「タキオン(アグネスタキオン)の目の表情がすごく印象的。それにタキオンはいつもペラペラとしゃべっているけれど、彼女の本能が表れているしぐさの描写もあって、そんな一面に惹かれましたね」と話す。小倉は「タキオンに『変な人』って言うシーンがすごく好きです。そのときカフェ(マンハッタンカフェ)の耳がピクッとなる繊細な表現もあって、1回では気付けない魅力がたくさん散らばっている」と続ける。小倉が「変な人」と劇中のセリフを披露すると、上坂は体をのけぞらせて喜ぶ。徳井は「あるレースをいつか観たいとずっと思っていた。今回それが描かれていて、めちゃくちゃうれしかった!」と声を上げた。 一方で「ウマ娘」の魅力を尋ねられた太田博久は「人を楽しませるために必要なエンタメ要素がすべて詰まっている。魅力的なキャラクター、スポ根の要素、心をつかまれるストーリー。我々ジャングルポケットは笑いの賞レースを勝ちきれないでいるんですが(笑)、何か足りないものが見つかったような気がします」と述べる。斉藤慎二は「今までのキングオブコントの最高順位は準優勝だった。そういった笑いの大会で優勝できるようにがんばりたい」と気を引き締めた。 イベントでは本作のコピー「最強を掴め」にちなみ、「何をつかみたいか」というお題が。徳井はテイエムオペラオーの声で「私がつかみたいものはただ1つ、皆さんのハートです!」と宣言する。上坂は「私がつかみたいものはただ1つ、女性声優のほっぺです!」と小倉のほっぺに触れる。小倉は「こらー!」と茶目っ気たっぷりにツッコミを入れた。 そして本作が韓国・香港・台湾で順次公開されることが明らかに。6月8日からはMX4D、4DXのラージフォーマットで上映されることも発表された。藤本は「(4D上映の演出の1つである)芝生の香りが気になります。ぜひ嗅いでみたいです!」と笑みを浮かべる。 最後に藤本は「画面のあらゆるところにいろんなウマ娘が登場するので、何回観ても新しい発見があると思います。6月8日にはMX4D、4DXの上映も始まります! レースの臨場感がより感じられるんじゃないかなと思います。この映画がたくさんの方に楽しんでいただけますように」とメッセージを送り、イベントは幕を閉じた。 山本健監督作「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」は、全国で上映中。 (c)2024 劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会