NGT48、10thシングル発売!佐藤海里、北村優羽、杉本萌にインタビュー
2024年8月28日(水)に10枚目のシングル『一瞬の花火』をリリースするNGT48。11名の選抜制、そして初のトリプルセンターとして話題の今回の楽曲について、NGT48メンバードラフト3期生の佐藤海里さん、3期生の北村優羽さんと杉本萌さんに話を聞いた。 【写真】10thシングルをリリースするNGT48の佐藤海里、北村優羽、杉本萌が新曲について思いを語った ■「幻だったのかっていう内容の歌詞なんですけど、アイドルにも重ねることができるなと思って」佐藤海里 ――『一瞬の花火』を初めて聞いたときの印象を教えてください。 【佐藤海里】新潟の三大花火の一つの「柏崎花火大会」とのコラボというふうにお聞きしていたので、新潟を代表する花火の楽曲になるんだなというワクワクした気持ちになりました。サビを聞いていくと、美しい花火が夜空に上がって、すごく綺麗だったけど、一瞬でその後暗闇になってしまって、それが幻だったのかっていう内容の歌詞なんですけど、アイドルにも重ねることができるなと思って。今の時期は花火を思い浮かべてファンの皆さんに聞いていただきたいんですけれども、アイドルも花火みたいに美しくキラキラできる期限が限られていますので、本間日陽さんや中井りかさんが卒業されていく中でやっぱりアイドルは本当に儚い存在だなと思ったので、この曲を最初に聞いたときに花火とアイドルがリンクするなって思いました。 【北村優羽】私は最初に曲を聞いたときに、曲だけでも儚いと思ったのが一番の印象でした。キラキラした細かい音にすごく惹かれてそこから歌詞もプラスされるとより一層キラキラが増す曲だなって思いました。儚いだけじゃなく、ちょっとかわいらしさもあるなって。これまでのNGT48には、爽やかだけど儚い恋愛の曲はあまりなかったと思いますので新しいNGT48が見せられるなと思いました。 【杉本萌】初めてこの曲を聞いたときは一言で好きって。私の個人的な好みにすごくピタッとくる曲だなって思いました。曲調は結構せつなくて、歌詞を読むと青春とか恋の儚さだったり美しさだったりがすごく繊細な言葉で表現されていて、歌っていても聞いていても心が綺麗になるような、なぜかわからないけど自然と涙が出てくるみたいな曲だなって思いました。 ――ファンのコールがどうなるのか気になりますね。盛り上げてコールするというよりは、じっくりと聞きたくなるような曲ですね。この曲をどんな思いを込めてパフォーマンスしたいと思いますか。 【佐藤海里】楽曲の中に花火の打ち上げるヒューという効果音も含まれているので、その世界観を自分で表現できるように、どちらかというとパワフルとか元気さというよりも、何か凛としてるひとりの女性をイメージして、そういうのを表現できたらいいなと思います。 先ほどの話とつながるんですけれども、この1年間で先輩方が卒業されたことも思い出して、その儚さだったり、まるで一緒に活動できてたことは幻だったんじゃないかなっていうくらいキラキラされてる先輩方だったので、そういうことを想像しながら歌えたらいいなって思います。 【北村優羽】盛り上がり過ぎず、お客さんをハッとさせるぐらいこの曲の世界観に聞いている方を引き込めるように表現できればいいなと思います。私達を見て歌詞の情景を思い浮かべたり、昔の恋心じゃないけど、そういうのを思い出したりしてほしいです。感情を込めて歌える歌詞だと思うので、今自分にできる気持ちを全部込めて皆さんにお届けしたいです。 【杉本萌】私は歌詞を伝えられるようなパフォーマンスがしたいなって思います。歌詞が本当に素敵なので、歌うというよりは、ドラマのセリフを言っているように、そこにメロディーが乗って歌として皆さんにお届けするみたいに、何かこう語りかけるような歌い方ができるといいかなって。人の心にまっすぐに伝わるようなパフォーマンスができるように成長したいと思います。 ■「たくさんの人にNGT48の魅力を届けられたシングルにしていきたいと思います」北村優羽 ――今回は初の11人選抜、そしてトリプルセンターと新しいNGT48を感じさせますね。 【佐藤海里】11人選抜というのは、48グループでもなかなか聞かないかなり少ない人数だと思います。前作2作とも全員選抜だったので一度競争心、向上心を上げようということで選抜制度になったんですけれども、4期研究生が選抜に入っていたり、見た目から前作とはガラッと変わってきてますので、勝負のシングルとして、皆さんにお届けしたいなって思います。 【北村優羽】前回のシングルとはまた全然違ったNGT48を見てもらうことになると思います。トリプルセンターということで新しさもあるからこそ今一番注目してもらえるときなんじゃないかって思っていて。私達3期生が選抜にいて、先輩もいて、後輩もいて、先輩としての背中を後輩に見せることもできるし、背中を追いかけられる先輩もいていろいろ学べることもたくさんあるシングルになるんじゃないかなって思います。 【杉本萌】10枚目のシングルということでグループにとってもきっと節目のシングルになると思います。トリプルセンター、そして4期生も選抜メンバーとして入っている子もいますし、私達3期生も選抜メンバーとして新しい風を吹かせていけるように頑張りたいなと思ってて、これまでとは違うNGT48をこれから見せていくそのきっかけとなるシングルになるんじゃないかなって。勝負のシングルになると思うのでがんばらなきゃなってすごく責任感を感じています。 ――曲調もガラッと変わって、11人になって、トリプルセンターと何もかも新しくなってますね。今年も残すところ半年を切りましたが、個人的にはどんな活動に力を入れていきたいと思っていますか。 【佐藤海里】やっぱり地元新潟のお仕事、テレビに多く出たいなと思ってて。コロナ禍が明けたときも研究生だったので、なかなか地元の仕事ができなくて、今ようやくお仕事をいただけるようになって、7年目なんですけどまだまだ吸収できることや学べることがいっぱいあるので、もっと地元に貢献できるように、地に足をつけて新潟のことを知って発信できるようなアイドルになりたいなと思います。自分は鉄道が好きで、新潟のローカル線の「えちごトキめき鉄道」のスペシャルアンバサダーを務めさせていただいているので、鉄道の魅力とともに新潟のことを語れるような人になりたいです。 ――北村さんはNGT48のグラビアメンバーとしてかなり活躍されてますね。 【北村優羽】もちろんグラビアは頑張っていきたいです。あとは小千谷市のスペシャルアンバサダーになりましたので、もっと小千谷のことをみんなに知っていただくように、そして新潟県のよさを全国に伝えていけるようにスペシャルアンバサダーの役目をちゃんと果たしていきたいと思います。 ■「10枚目のシングルということでグループにとってもきっと節目のシングルになると思います」杉本萌 ――杉本さんはどんな活動に力を入れていきたいですか。 【杉本萌】モデルさんとかリポーターの仕事にもっと挑戦させていただけるようになりたいです。 ――杉本さんはお天気お姉さんをやっていそうなイメージがありますね。 そうなんです!実は、先日地元の高校の先生に同じことを言われました!「アイドルというよりはお天気お姉さんになれば」って。しかも、「今日も同じ空を見上げていこう」みたいな天気に関係する、自分の決め台詞じゃないんですけど、よく言うキャッチフレーズがあるんです。めちゃくちゃ難しいけど気象予報士を目指そうかな。 ――最後にメッセージをお願いします。 【佐藤海里】約1年ぶりの待望のシングルとなりますので、本当にシングルを出させていただけることの感謝の気持ちを忘れずに、この曲をひとりでも多くの方に届けられたらいいなと思っています。 【北村優羽】10枚目シングルが発売できることにすごくありがたく思っています。私もずっとNGT48が大好きだったので、この曲を通してまたより一層NGT48のことを好きになってもらって、たくさんの人にNGT48の魅力を届けられたシングルにしていきたいと思います。 【杉本萌】10枚目のシングル、グループにとってもそして私にとっても勝負のシングルだと思っているので、ひとりでも多くの方にこの曲が届いて、ひとりでも多くの方にNGT48を知ってもらって好きになっていただけるように精一杯頑張っていきたいと思います。 撮影・取材・文=野木原晃一