阪口珠美、卒業前最後の“香港ライブ”に「すごい縁」 写真集で「ここにはないもの」衣装を着て「乃木坂46にいた証を…」【インタビュー前編】
■メンバーからの誉め言葉に「ニヤニヤ」
――今回の写真集では、水着カットやランジェリーカットにも初挑戦されましたが、どんな準備をされましたか? 【阪口】あんまり食事を制限してしまうと精神的にもつらいなと思ったので、体にいいものをたくさん食べるようにして、あとは運動で頑張るようにしました。 ――普段から“たまトレ”(阪口流のトレーニング)をしているとお聞きしました。 【阪口】私はクラシックバレエを習っていたことがあって、普段からバーオソルというバレエの動きを取り入れたトレーニングをしています。体幹を鍛えることもできるのですが、結構きついんです…。それをベースに、ジムでのトレーニングも追加しました。 ――どんなスタイルを目標にしていたんですか? 【阪口】細すぎず、でも筋肉もつきすぎていない健康的な女性らしいスタイルを目標にしていました。男性が見ても女性が見ても素敵だなって思ってもらえるようにと考えて、体づくりをしていました。 ――初挑戦のシーンはどんな心境で挑まれましたか? 【阪口】日本を飛び立つ前は恥ずかしかったんですけど、トレーニングの成果を頑張って形に残すぞっていう気持ちで、撮影が始まってからは全然緊張はなかったです。メラメラ気合が入って頑張っていました(笑)。 ――これまでに解禁された先行カットについて、メンバーからの反響はありましたか? 【阪口】岡本姫奈ちゃんは「すごくかわいかったです!」って先行カットが出るたびに言ってくれました。でも自分から後輩に聞くのもなと思って(笑)、同期にどうだったかっていっぱい聞いています。「水着の色も素敵だね」とか、「トレーニング頑張ったね」ってたくさん褒めてくれるのでニヤニヤしていました(笑)。 ――写真集では、“大切な楽曲”として挙げた「ここにはないもの」の衣装も着用されました。 【阪口】2回目に選抜に選んでいただいた楽曲で、当時その衣装を着た時、胸がいっぱいになるくらいうれしかった。この曲を披露している時間が本当に幸せで、そんな気持ちが詰め込まれた衣装だったので、“乃木坂46にいた証”として残すために絶対に着たいと思い、香港で着させていただきました。 ――現地で改めて袖を通してみていかがでしたか? 【阪口】なんだか不思議な気持ちでした。初披露の時はものすごく緊張したなとか、選抜に入れたうれしさとか、そんな気持ちが蘇る衣装でしたし、このタイミングで着ることで自分が卒業するんだなと実感もしました。 ――当時は、齋藤飛鳥さんが卒業するタイミングでのシングルでしたね。 【阪口】個人的には1回目の選抜も飛鳥さんがセンターの「Sing Out!」だったのですごく思い入れが強くて。ひたすら飛鳥さんを目に焼き付けながらパフォーマンスしていた思い出があります。