「大社の活躍に刺激」出雲出身・天理大首位打者が好調キープ【阪神大学野球】
<2024阪神大学野球連盟 秋季リーグ戦:天理大4-0関西国際大>14日◇第2節1回戦◇南港中央野球場 【ドラ1候補】宗山塁に1日密着!嫉妬するほど守備が上手いと思った選手とは? 今年の全日本大学野球選手権4強の天理大が開幕3連勝。リーグ8連覇に向けて好スタートを切っている。 注目選手は4番左翼の石飛智洋(4年=出雲西)。春は打率.528で首位打者に輝いており、選手権では大会快記録の7打席連続安打を記録している。 この日も1回裏に一死一、二塁から右前適時打を放ち、先制点を演出。「(相手投手は)インコースが多いとわかっていました。しっかり狙っていこうという中でちょっと詰まったんですけど、間を抜けてくれてよかったです」と振り返った。 8月上旬に右太もも裏の肉離れを起こして戦線離脱。実戦不足で開幕を迎えたが、ここまでの3試合で7打数4安打4打点と流石の活躍を見せている。 島根県出雲市出身の石飛は今夏の甲子園で地元・大社対報徳学園の試合を外野席で観戦。ちなみに同姓の石飛文太監督と血縁関係はないそうだ。 「自分も出雲市民なので、感動させてもらいましたし、良い刺激になりました」と8強入りした大社の快進撃に心を打たれた。次は自分が頑張る番だ。「自分の役割を全うして、8連覇に少しでも力になれたら」と語る石飛。この秋もバットでチームを引っ張っていきそうだ。