東松山中央ボーイズ、創部初の8強入り 2戦連続逆転勝ち 2年生・山田が連続逆転打…関東BL大会
◆メニコン杯 第27回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会 ▽4回戦 東松山中央ボーイズ7―3宮城中央ボーイズ ▽5回戦 東松山中央ボーイズ13―3阿見ボーイズ=4回コールド=(4月28日・栃木県総合運動公園C球場) 180チームが参加した中学生の部は4月28日に4回戦、5回戦が行われベスト8が決まった。東松山中央ボーイズ(埼玉西)が創部初の8強入り。優勝経験のある京葉ボーイズ(千葉)、武蔵嵐山ボーイズ(埼玉西)も勝ち上がった。3日に準々決勝、4日に大田スタジアムで準決勝、決勝を行う。 ※ ※ ※ 歴史を塗り替えた。東松山中央が2戦連続逆転勝ちでベスト8進出を決めた。 2年生が躍動した。4回戦はエース右腕・蒲倉が球数制限80球で完投すると、捕手・山田はバットで貢献。1点差の4回無死満塁で中前に逆転2点打。5回戦でも1点を追う2回1死二、三塁で逆転のツーランスクイズ(記録は内野安打)を決めるなど3安打4打点の大暴れだ。 蒲倉は「緊張したけれど、どんどん追い込もうと思って」と強気の投球。山田は「最高です。ベンチが打たせてくれた。(先輩が)盛り上げてくれたので」と感謝。スクイズは「練習試合で失敗したのでバント練習ばかりしていました」と笑顔を見せた。5回戦を投げた3年生・村上は「自分は打撃で貢献できれば…」と後輩を温かく見守る。 武蔵狭山(現・武蔵嵐山)でコーチを務めた石井勝監督(現代表=57)が2011年に創設。12、13年と夏の選手権大会に出場しているが、関東BL大会は32強が最高。監督を引き継ぎ3年目の次男・石井雄麻監督(31)は「おやじの成績を超えられてうれしいです」と感慨深げだ。 活動は週末のみで、平日練習はなし。課題を見つけた自主練習の時間も取り入れる。「全国に行きたいです」と青年監督。東松山中央が台風の目になる。 【東松山中央・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※杉山大悟、木村楓牙、村上海智、松本偉絆、小室翔哉、峯川翔悟、渋田悠祐、岡部悠大、高達翔太、金子蓮、庄司莉玖 ▽2年生 蒲倉煌大、北野天琉、小池遥真、花巻瑛斗、木村泰牙、小池寿郎、山田貫太、古矢航史朗、山崎悠世、小林蒼、沢田歩夢、手塚奏二朗、日下部輝、大室慶吾
報知新聞社