「はたらく細胞」実写映画化 永野芽郁、佐藤健の朝ドラコンビW主演「代表作になります」
人気漫画「はたらく細胞」が実写映画化され、12月に公開されることが決まり、11日、東京都内のスタジオで製作発表記者会見が行われた。 【別カット】制作発表に出席した武内英樹監督、永野芽郁、佐藤健 ■永野芽郁さん「赤血球演じるとは」 漫画家、清水茜さんの原作漫画は、細胞を擬人化したユニークな設定が話題で、シリーズ累計発行部数が1千万部を超える。 会見では主人公の赤血球を永野芽郁さん(24)、白血球を佐藤健さん(35)が演じることが発表された。2人の共演は、平成30年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」以来という。 監督は、「翔んで埼玉」シリーズなどの武内英樹さん(57)が務める。 会見に出席した永野さんは「赤血球を演じるなんて、これが最初で最後だろうと思うと、なんだか、うれしい。世界観がはっきりしているので、楽しく演じられました」と満面の笑顔で語った。 佐藤さんは「間違いなくわれわれの代表作になります。この役をやるために俳優をがんばってきたといってもいい。集大成の作品になります」とまじめな顔で話した。 ■佐藤健さん「まさにヒーローもの」 佐藤さん演じる白血球には、アクションシーンもふんだんにある。アクション監督は、佐藤さんの推薦で、佐藤さんの代表作「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁さんが務めた。 また、佐藤さんは特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で主演したこともあり、「われわれ細胞は、侵入してきたウイルスから体を守る。この作品は、まさにヒーローものです。過去に〝変身していた〟ので、ヒーローものには人一倍うるさい自負がありますが、気合を入れ演じました」と力を込めて語った。 ■VFXは「ゴジラ」チームが担当 VFX(視覚効果)は、「ゴジラ-1.0」で米アカデミー賞を受賞した白組が手がけるのも話題になりそう。 武内監督は「めちゃくちゃ笑えて、めちゃくちゃ泣ける。アクションやVFXもてんこ盛りの映画です」と説明した。 昨年4~6月に全国25カ所で撮影し、延べ7500人ものエキストラが参加した。現在、最後の仕上げの真っ最中だ。
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