【欧州市場投入】「マツダCX-80」高性能と最大7人乗りのゆとりある室内空間を実現
マツダCX-80:最大7人乗りの新型ラグジュアリーSUVを欧州市場に投入。BMW X5、メルセデスGLEなどのユーザーを振り向かせることはできるか?
「マツダCX-60」ではまだ物足りないという人たちのために登場したヨーロッパにおけるフラッグシップとなる「CX-80」は、マツダの「ラージプロダクトグループ」の2番目のモデルである。このSUVは、マツダが提供する最大のSUVではないが、さらに大型の「CX-90」は、米国と一部の非EU諸国のみを対象としている。
価格: CX-80はCX-60より4,500ユーロ(約75万円)高い
市場導入は2024年9月、注文は早ければ夏から可能だ。「マツダCX-80」の価格は、「CX-60」の「エクスクルーシブライン」(50,850ユーロ=約840万円)より4,500ユーロ(約75万円)高い。つまり、「CX-80」は55,350ユーロ(約915万円)で販売され、327馬力のプラグインハイブリッドも用意される。マツダはディーゼルの価格をまだ発表していないが、ディーゼルエンジンは市場導入時に約59,050ユーロ(約975万円)からになるはずである。
デザイン: CX-60とCX-90のミックス
デザイン面では、「CX-80」は明らかに「CX-60」をモデルにしているが、そのサイズはむしろ「CX-90」を彷彿とさせる。ヘッドライトと巨大なグリルはすでに見慣れたものだが、クロームの使用が増加している。 全長5mというSUVは、「BMW X5」や「メルセデスGLE」と競合するが、マツダの方が数cm長い。ホイールリムは20インチが標準で、装備によってデザインが異なる。少なくともドイツでは、これより小さなホイールは用意されない。
エンジンは2種類のみ
エンジンの選択肢は限られており、「CX-80」には2種類のエンジンのみが用意される。ひとつは3.3リッター直列6気筒ディーゼルで、48ボルトのマイルドハイブリッドシステムを搭載する。ディーゼルエンジンの最高出力は254馬力、最大トルクは550Nm。
多くのメーカーがデュアルハートドライブをラインナップから外していることを考えると、少々異例だ。排気量2.5リッターの4気筒が電動モーターと組み合わされ、システム出力327馬力、最大トルク500Nmを発生する。 しかし、電動航続距離は競争力がない。比較的小さな17.8kWhのバッテリーでは、53kmしか走れない。これに対し、メルセデスとBMWは、エンジンにもよるが、ハイブリッドSUVで80~110kmの電動走行が可能だ。マツダはこの点を改善する必要がある。
【関連記事】
- フェイスリフトされた新型「BMW 4シリーズ」クーペ、コンバーチブル、グランクーペのすべての情報!
- 【マラネロだけになせる技】V12へのオマージュ 812後継モデル「フェラーリ 12チリンドリ」登場 純粋主義者のためのV12フェラーリ!
- パワフルなエンジン、卓越した走行性能と上質なインテリアを備えた美しいクーペ これ以上何を望む?「メルセデスAMG CLE 53」
- 【世界一豪華なオークション】RMサザビーズ モナコオークション その1 選りすぐりの歴史的レーシングカー×10台を紹介!
- 【クラッシュ!!!】痛いミス・・・ 超希少で超高価(約2億円!)なマクラーレン セナが愚かな行為で恥ずかしいクラッシュ 動画付き!