【ラグビー】東京サンゴリアスが勇退選手、勇退スタッフを発表。SH齋藤直人が新天地へ。LO辻雄康は引退。
今季リーグワンのディビジョン1で3位となった東京サントリーサンゴリアスが、5月31日付でチームを勇退する選手、スタッフを発表した。 勇退選手は6名。2013年の加入以来、FWの突破役として存在感を示してきたFL/NO8ツイ ヘンドリックや、サンゴリアスのチームメイトである流大と日本代表でもしのぎを削ってきたSH齋藤直人、今季途中に加入したアルゼンチン代表のSOニコラス・サンチェスがチームを離れる。 退団に際し、ツイは「色々な感情が入り混じりますが、この黒と黄色のサンゴリアスカラーのジャージを身につけるたびに、 いかにこのチーム、そしてラグビーに心血を注いできたかを思い起こすと、誇らしさで胸がいっぱいになります」とコメント。在籍4シーズンで新天地へ向かうこととなった齋藤は、「4 年間を振り返ると悩む時期も多くありました。それでもその度に立ち上がり前を向くことができたのは、間違いなくともにハードワークをして、時には話を聞いてくれるチームメイト、スタッフがいたからです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を残した。 また2022年7月9日に国立競技場でおこなわれたフランス戦で日本代表キャップを獲得したLO辻雄康は、今季限りでブーツを脱ぐことを決断。「今シーズンをもってサンゴリアスを退団、ラグビー人生を引退することになりました。温かいファンの方々、リスペクトできる仲間たちのいるサンゴリアスを離れることはとても寂しいですが、新天地でもサンゴリアスプライドを胸に精進していきたいと思います」と今後への決意を語った。 <東京サントリーサンゴリアス 2023-24シーズン勇退選手および勇退スタッフ> PRフェインガ・ファカイ (1シーズン) LO辻雄康 (5シーズン) FL/NO8 ツイ ヘンドリック (11シーズン) SH齋藤直人 (4シーズン) SOニコラス・サンチェス (1シーズン) CTBメフィ・トゥポウ (1シーズン) ◆勇退スタッフ ヒュー・ホーガン アシスタントコーチ (1シーズン) 須藤惇 分析 (9シーズン) 吉浦翔 ヘッドS&Cコーチ (6シーズン) 仲宗根健太 主務兼採用 (12シーズン) 楠瀬紫野 チームアシスタント・通訳 (2シーズン) ※カッコ内は在籍シーズン数