現代も残る差別問題について考えて 県立博物館で徳島水平社の設立100年を記念した企画展【徳島】
JRT四国放送
部落差別の撤廃に向けて活動した、「徳島水平社」の設立100年を記念した企画展が徳島市で開かれています。 この企画展は、差別に立ち向かった人たちを知り、現代でも残る差別問題について考えてもらおうと開かれています。 会場には、徳島県立博物館が収蔵する部落の歴史に関する資料50点が展示されています。 井藤正一は徳島水平社を設立し、終生、部落差別をなくすために尽力しました。 展示されている井藤正一の日記には、水平社の立ち上げ準備についてや、差別に対する思いが記されています。 大阪府水平社から徳島水平社に宛てられた手紙には、機関紙発行の苦労が書かれています。 この「歴史文化コレクション 創立100周年徳島水平社」は、文化の森の県立博物館で1月19日まで開かれています。