二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプ

　1月23日に放送がスタートするTBS火曜ドラマ『Eye Love You』の制作発表会見が1月20日に都内で開催され、主演の二階堂ふみ、韓国ドラマ界のライジングスターで、本作にも出演するチェ・ジョンヒョプ、中川大志、山下美月（乃木坂46）が登壇。キャストに名を連ねているゴリけんは、MCを務めた。 【写真】キュンポーズで弾ける笑顔の山下美月 　人気上昇中のチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の若き社長で、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里（二階堂ふみ）は、ながらく恋愛を諦めていた。そんな中、超ストレートな年下の韓国人留学生ユン・テオ（チェ・ジョンヒョプ）と出会う。彼の言葉は理解できるのに、心の声が理解できない。彼女の閉ざされた心を、テオが開く。 　“キュンキュン”すること必至の本作に挑戦する二階堂は「台本を読ませていただいたときに、何度ソファーにダイブしたことか、というぐらい胸キュンの連続でした」と回顧。自身が演じる侑里については「私自身、彼女に共鳴する部分があって、観てくださる方々も、きっと辛い経験をしたことや悩んでいることとか、重なる部分がすごく多いんじゃないかなと思っていて……。皆さんが、侑里目線でこのドラマを観ていただけたらいいな、と思いながら演じさせていただいております」と述べた。 　そんな二階堂とのシーンで、「“キュン”を作り出すために何かやっているのか」と問われたのは、ジョンヒョプ。彼は「もしかしたら文化の違いがあるのかもしれないんですけど、台本で描かれているキュンポイントがファンタジーな部分もあって、それをよりリアルに、現実に溶け込ませたかたちで表現できればいいなと思っています」と回答。続けて「事前に（二階堂に）相談するというよりも、突然やってドキドキするというやり方をしています」とジョンヒョプ流のアプローチを紹介した。 　侑里のビジネスパートナー・花岡彰人を演じる中川は、よくジョンヒョプとコミュニケーションをとっているという。「韓国語のワードをメモに書いて渡してくれて、これがどんな意味なのか、なるべくスマホを使わずに、その日の宿題として解読する、みたいなことをしています。僕からも日本語のワードを渡しています」と明かした。 　侑里と花岡と会社を立ち上げたショコラティエ兼ショップの店長・池本真尋役の山下は、現場の温かさに感動したようで「誰かが台詞を間違えたとしても『ケンチャナヨ（大丈夫）』と飛び交っていて、いい現場だなと思いますし、ジョンヒョプさんが本読みの段階から日本語を話されていらっしゃって、『すごく努力して、本当にすごいな』と心から感動したのをすごく覚えてます」と話した。 　ここで、侑里のテレパス能力にちなんで、キャストも目を見て通じ合えるのか、パーソナルクイズを行うことに。「ジョンヒョプが日本で覚えた現場用語で、お気に入りの日本語は？」という問いでは「本番です」が答えだった。選択欄にあった「飯押し（食事を抜いて次の撮影に進むこと）」は、中川が教えたという。中川は「その日から、（ジョンヒョプが）いろんなスタッフさんに『飯押しですか？』と言うようになりました」とお茶目なエピソードを明かして笑いを誘った。 　最後に二階堂は「『Eye Love You』は、本当に心が温まるラブストーリーとなっています。スタッフ、キャスト一同、心を込めて大事に撮影している作品ですので、皆さんの心を温かくする、そんな愛される作品になるといいなと思っております。最後まで、応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」と熱く挨拶をした。 　会場には、多くのファンが詰めかけており、ジョンヒョプに黄色い声援が飛ぶ一幕もあった。イベントの終盤に行われたフォトセッションタイムでは、より多くの歓声があがり、ジョンヒョプは照れ笑いを浮かべていた。