バハマ沖の海底でサメに囲まれてボードゲーム
バハマ沖の海中で、スキューバダイバーのトラビス・オーツさんとカート・エングストロムさんがサメに囲まれながらボードゲームを行う「エクストリーム・ボードゲーム・チャレンジ」に挑戦した。 映像では、サメたちが2人の体をかすめて辺りを漂う様子が映っている。 ボードゲームに特化したメディア会社「アバブ・ボード・TV」の最高経営責任者であるオーツさんは、これまでダイビングをしたことがなかった。ダイビング機材を扱う資格を取得するために何日間も訓練を受け、フィットネスメニューをこなしたという。 クルーはサメから身を守るためによろいを着用していたが、オーツさんとエングストロムさんは勇敢にも完全無防備で潜った。 エクストリーム・ボードゲーム・チャレンジを発案したボードゲーム会社「チップ・セオリー・ゲームズ」によると、ユーチューブ・チャンネル「アバブ・ボード・TV」のオーツさんとエングストロムさんが、このチャレンジを引き受けてくれたのだという。2人がプレイしたゲーム「トゥー・メニー・ボーンズ・アンブレイカブル(Too Many Bones UNBREAKABLE)」は、プラスチックとネオプレンでできているので、海水で壊れることはないという。 とはいえゲーム進行には少々手こずり、ピースが浮き上がらないようホチキスで留めるなどの工夫をした。さらに、米フロリダ州南部のハリケーンによる荒波が挑戦をさらに危険なものにした。 オーツさんは自力で浮上できなかったため、同行したプロのダイバーに海面まで押し上げてもらわなければならなかった。 オーツさんはチャレンジについて、「この経験で私は変わったよ。もう二度とこんなことをするつもりはない。サメに囲まれてダイビングもしない。恐ろしかったよ!」と振り返るも、素晴らしい経験だったと加えた。 (バハマ、12月4日、映像:SWNS/アフロ)