得点力不足の切り札となるのか マンUが1月に狙うはW杯ベスト4に貢献したモロッコ代表ストライカー?
今夏にホイルンドを獲得したばかりだが……
冬の移籍期間が迫ってきており、さまざまな噂が飛び交っている。 エリック・テン・ハーグ監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドも退団の可能性もある選手を含め、多くの選手の移籍の噂が浮上している。そんなユナイテッドだが、爆発力のない攻撃陣の補強に動く可能性が報じられている。 今夏に待望のストライカーとしてFWラスムス・ホイルンドを獲得したユナイテッド。CLでは5得点をマークしているものの、プレミアリーグではまだゴールを奪えておらず苦戦が続いている。ユナイテッドのリーグ得点数は18点となっており、クリスタル・パレスと並び4番目に低い数字だ。 得点力の改善が必要なユナイテッドはブンデスで17ゴールを上げているシュトゥットガルトに所属するFWセール・ギラシを第一候補として挙げていた。しかし英『THE Sun』によると、同選手はユナイテッドよりトッテナムへの移籍を希望しているとのこと。 ギラシ獲得が厳しくなったユナイテッドは、代役としてセビージャに所属するモロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリに注目しているようだ。同メディアはユナイテッドはスカウトをすでに派遣しており、アトレティコ戦も視察に行くと伝えている。 同選手は2020年1月からセビージャの前線の主力選手として活躍し、ヨーロッパリーグ2冠に貢献。セビージャは現在15位に沈んでおり、今季は苦戦気味だが、そのなかでも同選手は公式戦24試合で9ゴールをマークしている。 エン・ネシリとセビージャとの契約は2025年6月まで残っているが、同メディアは、セビージャが今季すでに2人の監督を解任しており、依然として深刻な財政難に陥っているため、約1600万ポンド(約29億円)ほどで獲得できる可能性があることを伝えている。 いずれにしても得点力不足はユナイテッドが改善しなければならない課題の1つだ。シーズン後半戦に向けて、ストライカーの補強に動くのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部