王者の実力を見せつける1週間 “降雨コールド”で阪神6連勝 岡田監督もご満悦「野手の奮起が良い結果になってる」
◇プロ野球セ・リーグ 阪神3-0中日(21日、甲子園球場) 1週間前の14日試合前までは、借金『3』で4位だった阪神。しかしこの1週間で、状況は一気に激変。14日からは引き分けを挟んでの6連勝で首位に浮上。王者の実力をみせつける1週間となりました。 4月21日試合終了時点でのパ・リーグ順位表 この日の中日戦では、先発の才木浩人投手が7回無失点。5番佐藤輝明選手が決勝の3号3ランホームランで快勝。7回降雨コールドで、今季初となる同一カード3連勝も飾りました。 試合後、岡田彰布監督は「(雨天中止の可能性もあったが)きょうはもう、才木が一番やりたかったみたいでね、それに値するピッチングしてくれました。下(マウンド)が悪いんで、コントロールとかいろんな面で難しかったですけど、本人がやりたいと言ってたから、よっぽど調子も良いし、投げたかったんじゃないですかね」と、期待通りの好投を披露した才木投手をたたえました。 また、決勝打となるホームランを放った佐藤選手。だんだん雨脚が強くなる試合展開だったこともあり「いつ止めてもいいようなグラウンド状態だったし、スリーランで3点は大きかったですね。やっぱりピッチャー頑張ってるのに野手がふがいなかったんで、野手の奮起がこの3試合良い結果になってると思いますね」と、このカード3試合で25得点と復調した打撃陣にご満悦でした。