英インフレ率、３月は3.2％と予想ほど下がらず－燃料値上がり影響
（ブルームバーグ）： 英国のインフレ率は先月、燃料値上がりの影響で予想ほど低下しなかった。利下げに対するイングランド銀行（英中央銀行）の消極姿勢が裏付けられた。
英政府統計局（ＯＮＳ）が17日発表した３月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比3.2％上昇。２月は3.4％上昇だった。
英中銀と民間エコノミストは３月のインフレ率を3.1％と予想していた。インフレ率は2021年９月以来の低水準まで下がった。
エネルギーと食品、酒類、たばこを除いたコアインフレ率は３月に4.2％と、２月の4.5％から低下したが、予想より高い水準となった。サービス部門のインフレ率は２月の6.1％から３月は６％に低下した。英中銀とエコノミストらは5.8％と見込んでいた。
原題：UK Inflation Stronger Than Expected on Higher Fuel Prices (1) （抜粋）
--取材協力：Andrew Atkinson、市倉はるみ、Aline Oyamada.
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Irina Anghel
