「よく言われるように…」横浜FCのベトナム代表FWが実感した日韓の違いは? 日本の好物、練習後のリラックス方法も
仁川ユナイテッド、シント=トロイデンにも在籍
1年でのJ1復帰を目ざす横浜FCの一員として、宮崎キャンプで汗を流しているグエン・コンフオンが、日韓サッカーの違いを語った。 【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 現在29歳のベトナム代表FWは、母国クラブから2016年に水戸ホーリーホックに移籍し、海外初挑戦。以降、仁川ユナイテッド、シント=トロイデンにも在籍した。 横浜FCには昨年に加入。7年ぶりの日本復帰で活躍が期待されたが、リーグ戦での出場機会はゼロに終わった。悔しさを味わったなかで、「まずは昨年の(試合に)出られなかったところを教訓にして、今年は出られるように、その機会を作ることが大事。その機会を得たら、自分のベストを尽くして、チームのために貢献したい」と今年に懸ける思いは強い。 そんなグエンに、日本の印象を訊くうえで「韓国時代との違い」を尋ねると、自身が肌で感じたプレースタイルの差をこう明かしてくれた。 「よく言われるように、韓国の方がフィジカルなどを活かしたサッカーを展開しているので、そういった面だと、日本の方が戦術的に優れていると思います。あとは、テクニックや俊敏性の面でも、やっぱり日本の方が優れているのかなと思います」 また、「ハードな宮崎キャンプでのリラックス方法、日本のお気に入りの食べ物」についても質問した。 「食べ物で言うと、すき焼きが好みです。あとはビーチの方に行って、コーヒーを飲みながらゆっくりするのがリラックスする方法です」 “ベトナムのメッシ”とも称され、国民の大きな期待を背負うグエンだが、フィリップ・トルシエ監督へのアピールが足りず、アジアカップのメンバーからは外れた。代表復帰を果たすためにも、横浜FCでJ1昇格に貢献するパフォーマンスを披露できるか。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)