用水路に転落、男児重体 岡山・南区
11日午後3時40分ごろ、岡山市南区曽根の市道沿いの用水路(幅約3メートル、深さ約2・3メートル、水深約0・9メートル)に、備前市の男児(5)が転落しているのを母親が発見し、通行人が110番した。男児は救助され、病院に救急搬送されたが意識不明の重体。 岡山南署によると、男児が発見された現場の百数十メートル上流に、幼児用の自転車が落ちていた。同署は男児が誤って自転車ごと転落した後、流されたとみて詳しい状況を調べている。 自転車が見つかったのは用水路に架かる橋の下で、道路側には転落防止用の柵があったが、橋梁部分にはなかった。男児は母親と近くの友人宅を訪問しており、母親は「約10分前に友人宅で自転車に乗って遊ぶ姿を見たが、目を離した隙にいなくなった」と話しているという。