エレカシ、紅白「リハーサルから感激を抑えきれない」本番用に同じ服を新調
大晦日に放送する「第68回NHK紅白歌合戦」の音合わせリハーサル初日が29日NHKホールにて行われた。バンド結成30年という節目に初出場を果たしたエレファントカシマシは当日、「今宵の月のように」を歌う。 ボーカルの宮本浩次の髪を掻きむしる仕草はリハーサルでも健在で、髪の毛がどの方向を向いてもそれが似合ってしまう風貌は短髪にしても変わらない。音や楽器のチェックを入念に行ったのち、2回熱唱。力強い歌声で客席まで声を掛ける様子は、いつものライブのような熱量を帯びていた。背景の大きな月が大都会・東京とともに、これまでの彼らの地道な活動とこれからを照らすように輝く。
紅白出場決定の周りからの反響がすごい とくに叔母が喜んでくれた
初めて紅白のリハーサルを終えた感想は、「非常にいい緊張感で皆真剣、すごい番組の舞台に我々はきたということを実感。明るさと活気が満ち溢れていて、まだ本番前だがすでに感激しています」と喜びを爆発させた。「本番ではさらにたくさんの人が入ってご覧になるという、、フツフツと盛り上がってくるというか、そういう喜びを感じました」と興奮気味に語った。 バンドの記念すべき年に、紅白出場することについて聞かれると、「47都道府県をツアーで回りファンの方みんな喜んでいる中で、さらにこの素晴らしい紅白のステージ、最高の形で歌が歌えるようにしっかり万全の体調でいきたいと思います」述べた。 紅白が決まってから周りの反響について聞かれると「それなんですよ!」と熱く明るく反応し、「今まで浮き沈みもあったし、そんなにバーンっていく方ではないんですよ、我々。もちろん地道に活動してまいりましたけど。それが色んな人からおめでとう!って、紅白凄いね!見るよ!って言われることが多くて。一番叔母が非常に喜んでくれて、電話がいつまでも終わらないんですよ(笑)、おめでとうおめでとうって言ってくれまして。これが本当に象徴的であらためて大きな舞台だってことを感じました」と明かした。