青じそ、実はβカロテンがにんじんの1.6倍!たっぷり食べる方法は?長持ちさせるには?栄養士が解説
お刺身の端っこにある青じそ。ドレッシングにある青じそドレッシング。いつも脇役の青じそが実は、老化に打ち勝つスーパーフードだということをご存じですか?主役にしたくなる「青じそ」の魅力をお届けします。 〈写真〉青じそ、実はβカロテンがにんじんの1.6倍!たっぷり食べる方法は?長持ちさせるには? ■青じそがスーパーフードな理由 たった1枚でビタミンCが10mgも含まれ、1日の目標摂取量1/10量を補えます。他にも抗老化に作用する栄養素がたっぷりあります。 青じその濃い緑には抗酸化作用の強いβカロテンが豊富で、にんじんの約1.6倍。また現代人に不足しがちな鉄分は、多いと言われるほうれん草に近い値。鉄分には血流を改善し、栄養素を体に巡らせる効果もあります。抗酸化作用の強いビタミンEも豊富でアンチエイジングのアボカドより多く含まれます。ビタミンB群がたっぷりでターンオーバー促進にも役立ちます。 ■食べる機会がない? スーパーフードなのに、なかなか食べる機会がないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。刺身の端っこや、ささみに巻いたり、生春巻きに入れたり…でもなぜか1枚程度。栄養価が高くても少量しか食べないと摂れる栄養素も少なくなります。せっかくなら簡単でたっぷり食べられる方法があるといいですよね? ■たっぷり食べるには? 大葉ピリ辛づけ:青じそを洗って水けをきり、塩こうじと豆板醤を混ぜ一枚一枚に塗る。半日寝かしてご飯と一緒に食べても良し、豆腐の上や湯豆腐のタレかわりに使ってもよし。そうめんなどの薬味として食べるのもお勧め。ナッツなどの脂質と一緒に漬け込むとβカロテンの吸収率が上がります。 ■3倍長持ちさせるには 生のまま、密閉できる保存袋や保存容器に入れて冷凍します。洗って水気があると冷凍ヤケを起こすので、水気のない状態で冷凍するのがポイント。冷蔵保存の場合、日持ちは1週間程度ですが、冷凍すると3週間程度日持ちします。 非常に栄養価の高いスーパーフードの青じそ。たっぷり食べて健康維持をしていきたいですね。 【参考文献】 冷凍保存&解凍テク京都大学 ライター/美容栄養士 Keiko 管理栄養士×美容食インストラクター/2023年ミセスコン講師としてグランプリ多数輩出、ビヨンドザワン2024講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!とことん“美”にこだわるインナーケアを美容食で、体型、お肌に自信をもつ女性をサポートしています。肌年齢を変える美容食の魅力を書籍化、執筆などもしています。Instagram:@beauty.diet_keiko 協力/NS Labo
NS Labo(栄養サポート研究所)