川崎市の空調大手「富士通ゼネラル」 パロマ・リームに売却へ
tvkニュース(テレビ神奈川)
川崎市に本社がある富士通が、グループ会社の空調大手「富士通ゼネラル」を「パロマ・リームホールディングス」に売却することを決めました。 富士通ゼネラルの売却は、6日に行われた富士通の取締役会で決まったものです。 給湯器大手のパロマを傘下に持つパロマ・リームホールディングスが、去年9月から株式売却の検討を依頼していました。 パロマ側は、ことし7月に株式の公開買い付けを開始する予定で、買収総額およそ2566億円をかけて、富士通ゼネラルの完全子会社化を目指すとしています。 富士通ゼネラルの買収によって、グローバルな販売地域の多角化が期待できるなどとしています。 一方、富士通ゼネラル側も、公開買い付けに賛同の意見を表明するとともに、株主に対しても公開買い付けへの応募を推奨するということです。 富士通は企業変革を進める中で親和性が低くなったなどとして、富士通ゼネラルの資本・業務提携を具体的に検討していることを公表していました。
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