テニス=全仏オープンでハプニング、審判が試合中にハトを救助
[パリ 1日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンでは1日、審判が試合中にハトを救助するというハプニングがあった。 男子シングルス3回戦ではロシア出身の第5シード、ダニル・メドベージェフがトマーシュ・マハツ(チェコ)と対戦。第4セットのチェンジオーバー中、一羽のハトがメドベージェフの椅子の前に着地した。ハトは羽ばたきしていたが、飛べない様子だった。 そこでチェアアンパイアが椅子から降りて、ハトをタオルで包んで救助。大会関係者に渡した際、観客から温かい拍手が送られた。 メドベージェフは「あの鳥の無事を願っている。状態は良さそうに見えなかった。羽に問題があったのかもしれない」とコメント。「審判はとても優しく扱っていた」とチェアアンパイアの対応をたたえた。 試合はメドベージェフが7─6、7─5、1─6、6─4で勝った。