【京成杯・木曜追い切り】キングノジョーは遅れも心配無用 田中博康調教師「この子の将来を考えるうえで重要に…」
[GⅢ京成杯=2025年1月19日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(3歳)] <美浦>天皇賞・春の勝ち馬ジャスティンパレス、種牡馬パレスマリスの半弟にあたる良血キングノジョー(牡・田中博)はウッドで3頭併せ。意欲的に直線では一杯に追われたものの、半馬身遅れでのゴールとなった(6ハロン81・9ー11・9秒)。 田中博調教師は「初戦は想像よりも上手な競馬をしてくれてパフォーマンスを出してくれました。まだ折り合い面の課題は残り、修正しきれていないです。それでも変わらずに心肺機能の高さを見せていますので、残りの数日はその(折り合い面の)課題に取り組んでいきたいです」と第一声。 また、この日の調教については「相手に合わせた内容。キングノジョーのリズムで行けば違う動きになったと思います。当日は自分の意のままにレースが進むかは分からないので。調教後も息の戻りは早いですね。ワンペース気味ではありますが、スピードのあるワンペースなので持続型です。今回の一戦はこの子の将来を考えるうえで重要になってきます」と重賞初挑戦にかける思いを口にした。
東スポ競馬編集部