伝説のバレリーナが率いる、伝統あるバレエ団とともに過ごす年末【王子様の推しドコロ】|JJ
日本人王子様も堂々の活躍!
実は日本人ダンサーが6人も活躍するジョージア国立バレエ。来日公演『くるみ割り人形』では、細谷海斗さんが出演します。 2000年生まれ、秋田県湯沢市出身の細谷海斗さんは、なんと2歳から母に薦められてバレエを始めたそう。中学卒業と同時にロシア「ボリショイバレエアカデミー」へ留学。ロシア「ノヴォシビルスク・オペラ・バレエ劇場」を経てジョージア国立バレエに入団。躍動感あふれる力強いジャンプ、観客がわっと沸くような超絶技巧、そしてポジティブなオーラが印象的な細谷さんの踊り。現在リーディングソリスト・プリンシパル(バレエ団最高位)として活躍し、本公演では「くるみ割り人形」として出演します!
12年ぶりの来日公演、日本各地で公演する『くるみ割り人形』
時代を超えて、世界中で愛されるチャイコフスキー3大バレエのひとつ『くるみ割り人形』。ワクワクするようなファンタジックなシーンあり、うっとりするような優美なシーンあり、そして心躍る音楽とバレエの魅力がすべて詰まった世界観はバレエ初心者にもおすすめ。バレエ団によって設定が違う演目ですが、ジョージア国立バレエの『くるみ割り人形』はジョージアの首都トビリシが舞台。衣装や装飾などでジョージアの文化を楽しみながら日常を忘れられる鮮やかな夢の世界を、年末イベントとしておすすめです!東京だけでなく、福島、宮城、秋田、山形、埼玉、千葉、神奈川、新潟、群馬、長野、栃木と巡回する大規模ツアー。この機会をお見逃しなく。
クリスマス・イヴの夜。クリスマスパーティで少女バーバラをはじめとする子供たちは、ドロッセルマイヤーからプレゼントをもらう。その夜、バーバラが気に入ったくるみ割り人形たちとネズミの王様の戦争が突然始まり、バーバラの勇敢な行動でネズミの王様は退散し、くるみ割り人形は王子様に変身!二人はお菓子の王国で夢のような時間過ごすのでした……。 12月5日(木)~27日(金)、東京文化会館ほかで上演。 取材・文/味澤彩子