『虎に翼』「絶対満点なんて取れないのに」夫の地元・鳥取に帰る久保田先輩の”叫び”にネット共感
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第37回が21日(火)に放送された。 【写真】先輩・久保田聡子(小林涼子)は夫の地元へ、『虎に翼』第37回場面カット【5点】 第37回では、仕事でミスをして落ち込む寅子(伊藤沙莉)を、優三(仲野太賀)が一緒に美味しいものを食べようと誘い元気づける。細やかな幸せを優三と共有した寅子は、この瞬間に優三に恋に落ち、その夜二人は急接近。寅子はめでたく、優三との子を授かった。 一方、寅子の先輩・久保田聡子(小林涼子)は、”ご婦人らしい言葉遣い”を強いられ別人のような喋り方に。さらに弁護士の仕事を辞めて夫の地元・鳥取に帰るのだという。「結婚しなければ半人前、結婚すれば弁護士の仕事も家のことも満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」…寅子は切磋琢磨した仲間たちのことを思い出し「もう私しかいなんだ」とポツリと呟いた。 SNSでは「優三さんの愛が届いたのが本当に嬉しい」「優三さん現代でも高スペックすぎる」「優三さんと並んで座っていた川べり…この物語のはじめに、寅子がひとり座っていた場所では…?うわー泣」と、寅子と優三を祝福する声が集まる一方で、「私も憧れてた久保田先輩が鳥取へ…。女の人への要望が多過ぎるのは今もなんも変わらない…」「今日の回が余りにも辛過ぎて立ち上がれない……」「明日から不穏な感じしかないんですけど…え、あの、精神保たないんですけど…」「久保田先輩の苦しみが手に取るようにわかって泣く」などの声も多く寄せられていた。 明日、第38回では兄・直道(上川周作)に召集命令が届き、さらに寅子は疲労で倒れてしまう。迫りくる戦争の影と、”女性弁護士”という地位を一人背負う寅子。今後の展開に目が離せない。
ENTAME next編集部