ソフィー妃、エドワード王子とともにマルタへ エリザベス女王の思い出の地を訪問
4日間にわたってマルタを訪問中のエドワード王子とソフィー妃。エリザベス女王ゆかりの地を訪ねた。 【写真】一般家庭出身の“ワーキング・ロイヤル”、エディンバラ公爵夫人ソフィー妃のファッション・カタログ
今週初めにマルタに到着した王子と妃。3日目にはピエタにあるヴィラ・グアルダマンギア周辺を訪問した。フィリップ王配は1949年から1951年にかけて英国海軍士官としてマルタに駐在していた。当時はまだ王女だったエリザベス女王も王配と共にマルタへ。この村で一緒に暮らしていた。王子と妃はそのとき女王が住んでいた家を訪れ、70年前に女王と王配が写真を撮ったバルコニーで同じようにカメラの前に立った。
ここはエリザベス女王が外国で唯一「自分の家」と呼んだ場所として知られているが、現在は荒れてしまっている。王子と妃はマルタの歴史的遺産の保護団体ヘリテージ・マルタの代表者と対面。現在進められている修復作業について説明を受けた。また女王と王配が住んでいたときに家政婦をしていた女性の娘とも対面したという。
ちなみに今回の訪問はマルタがイギリスから独立して60周年を祝うもの。さらにソフィー妃はマルタ警察とのパネルディスカッションに参加、ジェンダーに基づく暴力や人身売買の被害者への支援策を改善する方法に関する話をしたという。妃は以前から性的暴行のサバイバー、特に紛争地帯で被害を受けた人たちを支援する活動に取り組んでいる。また2人は滞在中に11月のチャールズ国王の誕生日を祝うレセプションにも出席する予定。チャールズ国王とキャサリン皇太子妃が療養生活を余儀なくされて以来、2人の分の公務をカバー、存在感を高めている王子と妃。今回の記念すべき訪問を任されたのも、国王が2人を信頼している証だとイギリスマスコミは見ている。