【高校野球】東海大静岡翔洋が常葉大菊川との強豪校対決を制す…春季静岡県大会
◆春季高校野球静岡県大会▽2回戦 東海大静岡翔洋2―0常葉大菊川(21日、掛川球場) 夏の大会のシード権をかけた2回戦が行われ、東海大静岡翔洋が常葉大菊川と対戦。昨夏の県準V校・翔洋が、昨春のセンバツ甲子園出場校・菊川を倒した。 翔洋は3回1死三塁で主将の岸川和広主将(3年)が中前に運んで先制。4回には宮田遥玖右翼手(3年)が左翼へソロアーチを放ってリードを広げた。182センチ、83キロの宮田は「ホームランは練習試合を含めても初めて。次の1点が大事だと思って、絶対に塁に出ようと思っていました」と振り返った。 宮田は6回の守備でもエースの入江悠斗(3年)を援護した。無死一塁から右前に飛んだライナー性の飛球に猛チャージ。「ダイレクトで捕るのは無理だ」と判断すると、ワンバウンドで捕球して即座に二塁へ送球。走るのを一瞬迷った一塁走者を間一髪で封殺した。 入江の無四球完封を攻守でアシストし、「次も勝ちたい」と27日の3回戦を見据えた。
報知新聞社