忠誠心が半端ない! Jリーガー、同一クラブ在籍年数ランキング7位。J2に落ちても個人残留。日本屈指の守備職人
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は2月20日時点。
7位:森重真人 生年月日:1987年5月21日 所属クラブ:FC東京 在籍年数:14年47日 Jリーグ通算成績:431試合出場36得点8アシスト 在籍年数ランキングの7位に入ったのは、FC東京で14年間プレーしている元サッカー日本代表DF森重真人だ。広島皆実高校在学中から年代別日本代表に選出されるなど将来を嘱望されていた森重は、2006年に高卒ルーキーとして大分トリニータに加入する。2010年冬に、大分のJ2降格に伴いFC東京に加入することとなった。 森重は加入初年度の2010シーズンから定位置を掴み30試合に出場、それから現在に至るまでJリーグ通算431試合に出場してチームの守備を支え続けている。その間、クラブも天皇杯、JリーグYBCルヴァンカップで優勝を果たした。 森重自身もFC東京在籍中に日本屈指のセンターバックへと成長していくこととなる。森重は高い対人能力とビルドアップ能力をあわせ持つ。また、得点能力にも秀でており、DFながらFC東京でリーグ戦通算36得点を記録している。Jリーグベストイレブンに5度選出、日本代表として41キャップを数えるなどすぐれた実績をあげてきた。 そんな森重であるが、FC東京のJ2降格も経験しており、クラブの苦しい時代を知るチームにとって貴重な選手でもある。2023シーズンのFC東京は調子が上がらずリーグ戦を11位でフィニッシュした。キャプテンの森重がかつてのようにチームを上位に牽引することができるか。
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