縁起物に願い 恒例の暮れ市 北茨城
年の瀬恒例の暮れ市が27日、茨城県北茨城市のJR磯原駅前ふれあい通りで開かれた。正月飾りや縁起物などを売る露店が並び、家族連れなどでにぎわった。 釣りざおにタイや小判などの飾りがぶら下がる縁起物「お宝」などが通りを彩り、各店から客を呼び込む声が響いた。 毎年買いに来るという同市中郷町石岡の坂本絹子さん(82)は「この風景を見ると、年末だと実感する。健康で良い新年を迎えたい」と笑顔。正月飾りを選んでいた同市磯原町の冨山ひばりさん(7)は「家に飾って楽しい1年にしたい」と話した。
茨城新聞社