沿岸部で大雪 由利本荘市中心部では平年の約5倍の積雪 峠は超えるも19日もふぶくところも
ABS秋田放送
◇ ◇ ◇
冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で県の沿岸部では17日夜から18日朝にかけてところによって大雪となりました。由利本荘市の中心部では平年の約5倍の積雪となっています。 秋田市では朝早くから幹線道路の除雪作業が行われていました。 太田朋孝 記者 「きのうの朝と比べてさらに深い雪が積もっています。濡れた重い雪です」 冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、県内は沿岸部を中心にところによって大雪となりました。秋田市の中心部では午前7時までの12時間に18センチの雪が降りました。このほか12時間降雪量は五城目町で20センチ、北秋田市阿仁合で18センチなどとなっています。 鴨下望美アナウンサー 「由利本荘市も昨夜からまた積雪が増えました。こちら、歩道の脇に寄せられている雪なんですけれども、 私のちょうど膝下ぐらいまで積もっています。40センチくらいはあるように見えますね」 由利本荘市の中心部は17日の夜からドカ雪となっています。午後5時現在の積雪は31センチと平年の約5倍にのぼっています。 「降りました。きのうからけさまで。やっぱり20センチぐらいは降ったかな」「雪重くて湿ってて大変です」 この大雪の特徴は「里雪」型にあります。 北西からの季節風がそれほど強くないなか上空に寒気が流れ込み、雪雲の発達が沿岸の平野部でピークを迎える「里雪」型。 横手市など豪雪地帯ではそれほど積雪は増えず、県の沿岸部で大雪となっています。 大雪の峠は越えましたが、19日も雪やくもりで所によってふぶく見込みです。 引き続き交通への影響や屋根からの落雪などに注意が必要です。