新しい学校のリーダーズ「私たちにはセーラー服と作ってきた作品がある」“やりたいこと”に導かれたいま
――「私たちにはセーラー服と、いままでに作ってきた作品がある」
こもり校長:4人のパフォーマンスは、世の中からは“個性を持った人たち”だと受け取られていると思います。結成9年目になってみて、周りからの言葉が変わってきたとかはありますか? SUZUKA:結成当時は、自分たちがコンセプトに縛られていたんですね。「私たちはトンマナ(トーン&マナー)的に違うやん」と縛っていたんですけど。 MIZYU:自分たちはこっちだよね、みたいな。 SUZUKA:でも9年目になると、そんな(コンセプトの)ラインは全然ないというか。私たちにはセーラー服と、いままでに作ってきた作品があるので。いい意味で、別にラインを引かなくても……「なんでもやりますよ」「でも、自分たちが好きなもの、今やりたいものはこれだ」という。 MIZYU:その、“好きなもの”、“やりたいと思うもの”(をやってきた結果)が、こうなっていったんじゃないかな、思います。 RIN:勝手に導かれていったのかなって。 こもり校長:はー! なるほどね。 ◇ 1月26日に、新曲「Toryanse」をデジタルリリースした新しい学校のリーダーズ。4月にはアメリカ・カリフォルニアで開催される世界最大級の音楽フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival』、6月にはスペイン・バルセロナで開催されるヨーロッパ最大級の音楽フェス『Primavera Sound 2024』に出演します。海外でのライブでは、「私たちはメイド・イン・ジャパンです」という意識が高まるとのこと。その上で日本語曲でも一緒に歌ってくれるなど、海外でもありのままで活動できていることが「とにかく楽しい」と話していました。