【卓球】伊藤美誠 接戦を制し逆転勝利でベスト8入り 平野美宇の国際大会連勝記録は10でストップ
◇卓球 WTTシンガポールスマッシュ2024 女子シングルス3回戦(14日、シンガポール) 【画像】パリ五輪のリザーブについて言及する伊藤美誠選手 卓球のWTTシンガポールスマッシュが14日行われ、平野美宇選手、伊藤美誠選手の“みうみまコンビが”直接対決で激戦を繰り広げました。 2000年生まれの同学年の2人は3回戦で対戦。パリ五輪選考では接戦の末に平野選手が出場権を獲得。先月行われた世界選手権の団体戦では共にチームとなり平野選手にアドバイスを送る伊藤選手の姿が注目されました。 世界ランキング1位を目指すと明言している伊藤選手は序盤から強気の攻撃で1ゲーム目を奪います。続く第2ゲームはセットポイントまでもつれ込むと平野選手が奪取。第3ゲームも一進一退の攻防が続くと、平野選手が連取で勝利に王手をかけます。 第4ゲームは平野選手が4連続ポイント。しかし、伊藤選手が粘りを見せます。5度のマッチポイントを経る激戦を制し伊藤選手がゲームを奪いました。 最終ゲームは伊藤選手の7連続ポイントと隙を与えず11-1でゲームを奪うと、ゲームセット3-2(11-8、10-12、7-11、16-14、11-1)で伊藤選手が勝利しました。 伊藤選手の勝利により平野選手は2024年の国際大会シングルス連勝記録を10でストップしました。 ベスト8に進んだ伊藤選手の次戦は、世界ランク3位の中国の王曼昱選手と同ランク37位の韓国のキム・ナヨン選手の対決で勝利した方と戦います。